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住民流福祉総合研究所では、地域福祉を住民の視点で新たに捉え直す活動及び研究を行っています。

電話でのお問い合わせはTEL.049-294-8284

〒350-0451 埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷1476-1

参考資料一覧


以下の資料は、すべて無料でダウンロードいただけます。それぞれの資料をクリックしてください。
【チラシ・シリーズ】、(1)福祉のあり方、(2)地域福祉のあり方、(3)当事者のあり方、(4)助け合いのあり方、(5)福祉活動のあり方、(6)マップづくり関係、(7)その他、の項目別に分けられています。

個人でご利用の場合はご自由にお使いいただいて構いませんが、各種資料への転載や、講義・イベントなどでご使用の場合には、本研究所までご連絡いただきますようお願いいたします。



(1)福祉のあり方

ニッポンを再び元気にする8つのカギ(19ページ)
★本研究所に以前から継続して関心を持ってきてくださった方は、本文を見て「どこかで見たような…」と思われるでしょう。その通りで、この企画はずっと昔から取り上げ、記事にもしてきたのですが、その取り上げ方にいまいち納得できないでいました。
★今回改めて再挑戦してみたところ、なんとなく納まりがいいことに気づきました。と言うよりは、時代がこの部分を福祉に近づけたのではないか。今の福祉もいいのですが、そろそろこちらを福祉の本命として、民間でも行政でもいいから、本格的にこれらにチャレンジしてみたらと考えました。


尊厳は自分で守れ(15ページ)
★つい最近、「自己福祉」をまとめました.そのヒントになったのが、認知症の女性が、毎晩銭湯に来て客の服を畳むという話です。自分のための福祉を実践しているのです。なぜなのか。自分の問題は他者にはわからない、解決法も同様。それを本能的に悟った彼女は、自ら自分のために福祉をすることにしたのでしょう。
★尊厳の場合も同じ。今まで尊厳は他人にその保持を委ねていましたが、それはやっぱり無理。尊厳が傷つけられているのは他人には分からない。ならば自分で守る方法を考えればいい。えっ、そんな弱者にとんでもないことをさせるじゃないかと驚くでしょうが、あとは本文を見てください。少なくともこの原理は間違っていないと思います。


福祉から救済へ(12ページ)
★コロナの5年間、私の50年にわたる思索の全てを見返し、まだ使えるもの、視点を変えたら使えるもの、もう他の発想に置きかえるべきものに分けた上で、改めてこれから何を中心に考えていくべきか検討していくと、特に目についたものが「救済」の発想でした。その中に、最近考え付いた発想も、「救済」とうまく結びついたものに限って、加えてあります。
★この発想をこれからもっと充実させていきたいと思っていますので、興味のある方はお読みいただいて、お考えになったことや当てはまる事例などありましたら、お気軽にお知らせいただければと思います。
★この作業をやっていく中で、その時には新鮮な発想であったものも、今ではだいぶ古びてしまい、使えなくなったものがたくさんあることに気づきました。本著作集をご覧になる方はこの点にご留意ください。


ニッポンの福祉を救う(4ページ)
50年にわたる住民流福祉の追究の成果を簡潔に表現しました。あなたはどこまで共感できるか?

尊厳を守る福祉とは?3部作

「尊厳福祉」の概要

「安全を守る」から「尊厳を守る」へ

当事者がつくる福祉(近日公開)

病める文明・病める福祉-3部作

急速に発達する文明。福祉も当然、その恩恵を受けていると思われがちですが、じつはその反対。当事者の尊厳は危機に瀕しています。そのからくりを明らかにする一方で、人間の尊厳を取り戻すための12のキーワードを紹介しましょう。

(1)文明病の正体<文明に翻弄される社会。今何が起きているのか>
「文明病」の正体(60ページ)
(2)文明病の治療薬<人間の尊厳を取り戻すための12のキーワード>
人間の尊厳を取り戻すためのキーワード12(153ページ)
(3)キーワードを使って課題を解く<いじめ、虐待、認知症など>

12のキーワードを使って課題を解く(55ページ)

住民流福祉チラシ集(31ページ)
皆さんの関心のあるテーマごとに、10項目ほどポイントを絞って仕上げたチラシ・シリーズを一冊にまとめました。

ライフスタイルとしての福祉−住民の日常生活がそのまま活動に(59ページ)
今の福祉は、専門化された結果、だれもが参加する営みではなく、福祉関係者やボランティアといった一部の人だけが担い手として活動する特殊な営みになっています。これを変えていくためには、もう一度「福祉」を一般社会の中に戻し、だれもが日常生活や本業の中で気軽に参加できるようにしていく必要があります。それによって膨大で多様な福祉資源が生まれるのです。
本書では、普段の生活の中で当事者と担い手が出会った所で問題が自然に解決していくように仕組む「文化的手法」を提案しています。これにより福祉は住民のライフスタイルそのものになるわけです。


住民流宣言
「住民流」を詩的な表現でまとめたものです。以前公開したものの一部を改訂しました。

住民流福祉とは何か?(54ページ)
住民流福祉ネットワークが生まれ、これから有志たちの手で全国展開していくのを機に、住民流福祉の定義づけをきちんとする必要があり、ずばり「住民流福祉とは何か?」をまとめました。なお、これは基本論で、より深く理解していただくためには、ご興味に応じて本ページの69種の各論編もぜひお読みください。

スローで考えよう(33ページ)
本書では、住民流という発想を生み出す元になる「ものの考え方」に迫ってみました。住民流がわかるための考え方ということです。現代はデジタルの時代と言われていますが、一方の住民はその反対で、「アナログ思考」をしているようです。ものごとはそう単純に白黒をつけられるものではない、ファジーでグラデーションの中にこそ真実がある、と。今はやりの言葉で言えば「スローな思考」と言うのでしょうか。この「スローな思考」を身につければ、住民流は意外にわかりやすくなります。

(2)地域福祉のあり方

社会の難問解決のヒント(19ページ)
■制度では解決できない難問が増えています。なぜいつまでたっても解決できないのか。まず3つのテーマに絞って、できうる解決策を考えてみました。そこで見えてきた解決のヒントとは?
■残念ながら、今の制度やシステム、取り組み方では難しいのです。ではどのようにそれを変えたらいいのか。特に重要なポイントは、以下の通り、これまでの担い手主導型を当事者主導型に転換させること等です。詳しくは冊子をお読みください。

2つのマップ−住民主体の助け合いのまちづくり(23ページ)
これまでは「ご近所パワーで助け合い起こし」「思いやりから助けられ上手へ」というタイトルで助け合いの講演をしてきましたが、これが新しい内容になります。

住民流福祉の町づくり95のテーマ(172ページ)
マップ作りで見つけた95個の取り組み課題。これをヒントに、みなさんの地域での活動テーマと関わり方を探そう。あなたが「おや?」と思うようなテーマが並んでいます。

「福祉のまち作りは50世帯の町内から」(48ページ)
自治区(町内)の規模は普通、数百世帯ですが、約50世帯という小さな町内もあります。町内会の下にまとまっており、「顔が見える」圏域だから助けあいも盛んです。福祉のまち作りをするのなら、その条件が整ったここから始めたらどうか。活動を進める方のマニュアル(「小さな町内の福祉活動手帖」)も用意してあります。
小さな町内の福祉活動手帖(39ページ)

これがご近所福祉だ(13ページ)
ご近所福祉がどんなものかを理解できる最新の1事例を紹介した冊子です。
岩手県の被災地、その中の@約50世帯のあるご近所で、A世話焼きさんがB社会福祉協議会の支援で、C支え合いマップを作成し、D9つの課題に取り組んだ。Eこれが「ご近所福祉活動」だ。


ご近所ボランティア活動手帖(43ページ)
普段ご近所で活躍している世話焼きさんを「ご近所ボランティア」と認定して、マップづくりからご近所福祉活動までを担ってもらおうという試みを始めました。本書は、その世話焼きさんたちのためのマニュアルです。「支え合いマップづくり入門」と併せてご活用ください。

スモール・イズ・ワンダフル(24ページ)
このたび、わずか2〜3000世帯の町村から、50世帯程度の町内会のマップ作りの依頼をいただきました。この作業をしていて、人々が小さな町内で助け合っていくメリットがあることに気づきました。そこで、発想を広げて、「スモール福祉」とはどんなものか、現代の要請にどう合致しているのかをまとめてみました。スモール町内会を持つ町村だけでなく、その他の市町村の皆さんにとっても有益な内容となっています。

ご近所型生活支援入門(46ページ)
生活支援というと、NPO等でサービスを作ってしまいがちですが、住民はご近所で実質上の生活支援を行っています。これを大事にすることから、公私の協働による新しい生活支援のあり方が生まれてくるのです。

ご近所発の地域福祉(57ページ)
前項の生活支援に限らず、地域福祉そのものを、ご近所さんの助け合いを基点にしたあり方に変えるとどうなるかを示したものです。

地域協働入門(45ページ)
「協働」は主として関係機関(事業所等)による行為とみられていましたが、「協働」はもっと広く福祉に関わるすべての人たち−一般住民からボランティア、自治会、老人クラブ、民生委員、NPOまでも含めて−が協働に関与すべきだというのが本研究所の考えです。そうした新しい視点からの地域協働論をまとめました。

ふれあいサロンで地域福祉ができる(27ページ)

サロンが流行していますが、これを地域福祉活動のいっかんとして開催することはできないか−を追究した冊子です。要介護者をサロンの仲間に加えただけで、立派な福祉活動と言えるのです。今のサロンで事実上「福祉」を実行していないか−チェックすることから始めてはいかがでしょうか?

(3)当事者のあり方

一心不乱な自助(20ページ)
知人が銭湯に行ったら、客の服を畳みまくっている高齢女性に出会いました。その一心不乱な行動に、彼女の心の内が少し見えたような気がします。彼らは要援護の身でなぜ自身の治療にまで乗り出したのか。私の問題は他人には分からない。解決法も同様。だから安易に他者に委ねられないのだと。
では実際のところ、その体でどうやって取り組もうというのか。彼らなりの手立てがあるのか。それは要援護者のみならず、誰にも使えるノウハウでもあるはずです。
★本書は、一心不乱の人たちに学ぶ、自助の奥深〜いイロハ。

お楽しみ療法(19ページ)
自前型福祉「お楽しみ療法」。好きな踊りを始めたら、引きこもりが解消された! 似たような事例がありましたら、ぜひ情報をお寄せください。内容は前回掲載分よりさらに発展。

当事者による自助マップづくり(25ページ)
ご近所で主に実践されているのは、当事者たちによる福祉活動です。福祉活動と言えば、福祉サービスでしょうが、こちらは当事者たちによる助けられ活動。ならばマップ作りも、まず当事者による問題解決活動に焦点を合わせるべきです。誰もが何らかの点で当事者なのですから、これからは各自、当事者の顔で参加すべきです。自分はどんな問題を抱えているかと自身に問いかけながらマップづくりに参加しましょう。

自助の組み立て方(98ページ)
自分は自分一人ででき上がるものではない。これまでの生き方を顧み、充実した人生を構想する一方で、身の守り方や助けの仕方や求め方、自前の方法、危機管理などを総合的に体得することで、自分という存在が形づくられるのだ。自助を組み立てることは、人生をつくっていくことにつながっていく―自助の組み立て方を総合的にまとめてみました。

※付録 当事者によるご近所づくり実践ノート
当事者同士で一緒に自助に取り組む―ご近所の気の合う当事者同士で集まり、それぞれの困り事の解決や上手な見守られ方、助けられ上手になるために実践できそうなこと、困ったときに支援を求められる人や機関、役立つ情報の共有、災害時の対策などを一緒に考えるためのワークシートです。

当事者によるご近所づくり<実践ノート>(37ページ)

助け合いは二刀流で(20ページ)
「助け合い」という言葉がどこか腑に落ちない…。ヒントが見つかりました。おすそ分けをもらったら、すぐに返す。この「すぐに返す」が日本では重要なのかも。その究極が、いただいたら同時に返す。「いただき上手」と「お返し上手」の二刀流です。

自尊の人(自分で尊厳をつくる人)(57ページ)
長い間、誤解をしていました。尊厳は福祉関係者が守るものだと。尊厳はじつは当事者本人がつくり出すものでした。尊厳づくりの公式も見えてきました。自分の尊厳を自らつくる人を「自尊の人」と言ったらどうか。

当事者による助け合いのご近所づくり(41ページ)
自助マップを活用した当事者による助け合いのご近所づくりに取り組んでいる山口県和木町地域包括支援センターの茅原史貴さんの実践を追跡し、その後の情報を追加した最新版です。当事者たちによる自助同盟が公助と自助をつなぐ―など。

私の自助マップワークシート(2022年11月改訂版)(63ページ)
実例をたくさん加えました。内容も充実。

自助がつくる新しい助け合い(38ページ)
この冊子で、@自助の基本論、A当事者による助け合いのご近所づくりを合体。自助に関して新しい発想が生まれたら、ここに加えていく予定です。

引きこもりを開く7つの法(9ページ)
今の福祉は担い手主導型で進めていますが、難問の当事者は当事者主導型を主張しています。ならば、フリーで動ける当事者主導型スタッフを配置したらどうか。そして、引きこもりを開くヒントを7つばかり。

障害特性を能力として雇用に活かした事例(2ページ)
最近セミナー参加者から質問があったため、発達障害の人の障害特性が能力として雇用に活かされた事例を簡単な表にまとめました。(各事例の詳細や出典については、これまでに発行した月刊誌等に掲載していますのでお問い合わせください)

自助のご近所づくり−登頂レースのご案内(3ページ)
当事者の手でどうやって自助のご近所をつくるのか。これがある意味では福祉の最終目標です。この山頂に誰が一番に旗を立てるか。

日本人の自助力に賭ける−福祉関係者向けの自助読本(45ページ)
「世界一やさしくない国民」の汚名を返上するために。

当事者の手で自助のご近所づくり(91ページ)
これまで「福祉のご近所づくり」と言えば、一般住民を中心に要援護者の支援方法などを話し合うものでしたが、本来はまず当事者たちが「自助マップ」を基に、お互いの困り事を出し合い、一緒に解決していくものであるべきです。それをサポートするのが支援者の役割です。主役は当事者であり、当事者意識のある人は誰もが当事者です。

自助力のある人・ない人−自助力を測る6つの要件(44ページ)
自助力とは何だろう。自助力がある人とない人は、どこがちがうのか。

助けられ上手さんをご町内に10人つくろう(38ページ)
福祉のまちづくりは意外に簡単。助けられ上手な人が増えれば、福祉問題をオープンにする人が増える。「助けて!」と言える人が増える。そうすれば、助け手が手を挙げる。「自助マップ」を足掛かりに、まず町内に10人の助けられ上手さんをつくりましょう。自助マップづくりを実践することが助けられ上手への入り口になるのです。

山口県和木町の地域包括支援センターの茅原史貴さんがサポートし、まとめたSさんの「私の自助マップ」
一緒につくる私の自助マップ−Sさん(24ページ)
茅原さんが素晴らしい人物を発掘しました。特に彼女の「あんしんエリア」はまさに芸術品。茅原さんの引き出し方も上手だったのでしょうね。

高知市の地域包括支援センターの職員が一人暮らし高齢者への聴取(自助マップづくり)で見つけた助け合い上手さん。彼らが活躍しているのが住民流の「福祉のまち」だ。
11人の助け合い上手さん(21ページ)
これらの当事者に共通しているのは、しっかりとした「当事者意識」を持ち、助け上手と助けられ上手の両面を発揮できること。つまり「私の問題は私が考え、取り組み、できないことは人に相談したり、お願いできる」。こういう人たちで福祉のまちはつくられるのです。

自助マップ−サポートの心得(40ページ)
「自助マップ」を作るサポーターのためのマニュアルです。

自助から地域をつくる(100ページ)
「私の自助マップ」の解説書です。サポーターは必ず読んでください。自助とは何かから始まり、総論各論の重要部分を網羅してあります。

要介護だからこそ人助けを(93ページ)
自助論の1つ。今まで自助を論じるために私たちは「助けられ上手」という発想を提起してきましたが、さらに発展させて、要援護や要介護の人こそ、人を助ける側に立てば、それが当人を救うという新発想に到達しました。実際の事例を見ていて、こんな言葉が浮かびました。「要援護になったら人助けを始めよう。自分の問題は地域が解決してくれる」。

世界一やさしくない日本人(12ページ)
日本人のやさしさは 125 か国中 125 位。ならば、どんな福祉をつくればいいの?

私の自助マップ(47ページ)
「支え合いマップ」の場合、住民による助け合いのまちづくりが目的なので、本人以外の住民に聴取するため、当事者本人がどんなことで困っていて、どんな行動をとっているのかといったことは、ほとんどわからない。しかし「自助マップ」なら、当事者本人が自分のことでマップを作るのだから、そういう意味での「分からない」ということはありえないし、個人情報の問題もクリアできる。サポーターと2人きりで作るのでコロナにも強い。「個別支援」の最強のツール!

「助けられ力」を鍛える(38ページ)
福祉活動には、助ける側(助け手・他助)と助けられる側(受け手・自助)がいて、それぞれに役割があります。しかしこれまで行われてきた担い手主導の福祉では、受け手は、ただサービスを受けることだけが期待されてきました。
その結果、受け手の自助力が育たず、当事者の方からのニーズ発信や働きかけがほとんどないため、福祉は担い手だけで頑張る、難しい活動になってしまっています。
そこで私たちが今なすべきことは、受け手の自助力(助けられ力)を強めることなのです。
本書では、「自助」を全く新しい観点からとらえ直すとともに、日本人の「助けられ力」を強化する方法や、自助を柱に据えた地域福祉のあり方を提案しています。

また、本書の要点だけをわかりやすくまとめた「対話篇」も作りましたので、まずこちらをお読みいただくこともできます。


他助×自助=助け合い−新たな助け合いの発見<問答版>(21ページ)

「見守られ上手」の3つの意義(6ページ)
最近、コロナ禍で孤立が問題になっていることもあり、本研究所が発信する発想で特に多くのお問い合わせをいただいているのが「見守られ上手」です。生活支援セミナー等で受講者に説明する際のご参考になるよう、見守られ上手の意義をわかりやすくまとめました。
なお「見守られ上手さんになるために−安全な一人暮らしへの7つの工夫」(本ページの「(3)当事者のあり方」からダウンロード可)には、見守られ上手になるためのコツが27項目並んでいますので、ぜひご活用ください。出典として資料名・著者名を明記していただければ、全体または一部を転載等していただいて結構です。


連帯型自助応援マニュアル

自助の応援研修用ワークシート

自助発の福祉・全巻
自助発の福祉・概要 
第一章・自助発の福祉 
第二章・尊厳を守る 
第三章・ライフスタイル型福祉
第四章・小さな福祉 
第五章・棲み分けから棲み合いへ

助けられの不思議な力(4ページ)
@「助けられ」とは、相手の優しさを引き出す努力のこと。
A「自助努力」付きの「助けられ」は、相手の優しさを誘い出す。
B命がけの「助けられ」は、相手の優しさを噴出させる。
C「助けられ」体験は、私の優しさを目覚めさせる。
D強烈な「助けられ」体験ほど、優しさは強靭さを保ち続ける。
E「助けられ」は、相手を変えるし、自分も変える。
Fだから助け合いや福祉活動は、「られる」側がリードすればいい。

連帯型自助の手引き(90ページ)
コロナ禍の今、自分のいのちは自分で守ろうと叫ばれています。しかし自分の力だけでなんとかするのではなく、周りの人の手も借りて自分の身を守るというのが、現実的な自助でしょう。助けを求めるのも立派な福祉活動であり、福祉とは担い手と受け手の共同作業だと考えたら? この手引書にはそんな自助の実践テーマが盛りだくさん。一人暮らしの方をイメージして作りましたが、要援護の方全般、また今は一人暮らしではなくても今後その可能性のある人にも使っていただけます。今後、様々な参考資料を発行する予定です。

わたしの自助プラン(30ページ)
人生の中で訪れる様々な危機に備えるためのシートを開発しました。今から身近な人や組織と接触し、助け手を確保しておくというものです。このシートを活用した人の「その後」も紹介してあります。助けられ上手セミナー等でご活用ください。

助けられ上手の発想を理解するための構造図(8ページ)
担い手は要援護者を助けられ上手に仕立てる。受け手は支えられる側の役割を果たすこと。助けられ上手の発想をわかりやすく構造化しました。

見守られ上手さんになるために−安全な一人暮らしのための7つの工夫(4ページ)
見守られる側からの「知恵」を集約、安全な一人暮らしへの工夫の仕方をまとめました。

助けられ上手活動手帖(35ページ)
「助けられ」も立派な福祉活動。自分や仲間の「活動」を記録していこう。 「助けられ上手一般」と「見守られ上手」、「介護の助けられ上手」の3種で構成。全編ワークシートになっています。試しに住民に提示したら、たちまち好事例が次々と出てきました。

当事者参加型福祉(61ページ)
見守り講座はありますが、見守られ講座はありません。なぜでしょうか?−福祉は担い手の役割だと考えられているからです。しかし、本来は担い手と受け手が協力して良き福祉ができるのではないでしょうか?当事者の役割に重点を置いた新発想。これで福祉はどう変わるでしょうか?

いのちを守る手帖(118ページ)
いま人気の「助けられ上手講座」。これを発展・具体化しまとめたもので、「自助の手帖」の改訂版になります。ワークシート中心ですので、セミナー等でご活用ください。

助けられ上手のすすめ(35ページ)
自助は、自身と家族で何とかすることといった見方が一般的ですが、そうではなく、自分の安全を守るために、必要に応じて周りの人的資源を巧みに利用することなのです。「助けられ上手」という発想は、主役が当事者の方にあるという考え方から来ています。

ボランティア・セラピー(32ページ)
今の福祉は、担い手と受け手に分け、きれいに役割分担するという前提で成り立っています。しかし人は、一方的に受け手になるなど、とても耐えられません。受け手にされた人ほど、一方では担い手になりたがっており、担い手になった時、本人に「治療効果」が現れる!

当事者発の福祉(52ページ)
私どもが主唱している「住民流の福祉」。その根幹をなすのが「当事者発」です。担い手や推進者が主導しているのが関係者流で、当事者が主導権を持っているのが住民流と言えます。最近になって、他者が作る福祉の限界がはっきりしてきて、当事者が福祉を作っていく時代になりました。それは具体的にはどんな内容なのでしょうか。

豊かさづくりのお手伝い(48ページ)
福祉の目的を安全の確保や困り事の解決から、思い切って豊かな生活づくりの応援へとレベルアップさせたらどうなるか?まとめてみました。

要介護でも豊かさ満開作戦(40ページ)
これまでは、主として定年退職者向けの「豊かさ満開への近道」を発行してきましたが、対象を高齢者全般や要介護者に広げて、全面改定しました。要介護でも、「その人らしく」生きるのを支えるのが本当の福祉だと、本研究所は考えます。

住民流健康づくりの秘訣(26ページ)

本研究所では、住民がそれぞれどのような健康観を持ち、その健康を実現するためにどんな努力をしているかを観察してきた結果、新しい健康観そして健康づくりの課題を本書で提示することにしました。主に保健師、健康づくり推進員(保健補導員)、食生活改善推進員や、地域で健康づくりを進めているグループやボランティアの方々等が、健康づくりを推進していく場合に役立つような内容に、しかも、あまりくどくどと書かずに、ごく簡潔にまとめました。

(4)助け合いのあり方

助け合い劇場(17ページ)
以前、支え合いマップ研修用のシナリオを作成しましたが、大変好評なので、今度は福祉啓発用のシナリオにチャレンジしました。テーマは@助け合いとA福祉参加です(全5幕)。

生命を守る防災から尊厳を守る防災へ(31ページ)
いよいよ風水害シーズン。ところが、コロナ禍のため小学校への避難は狭き門に。そこで浮上したのが自助&互助型の避難所探し。自宅にシェルターを作った人、団地なら高層階の人と仲良くなって、いざという時は避難させてもらおうという人。そのためには時間をかけての友達作りが不可欠になります。避難支援もまた自助&互助型へ転換する必要が出てきました。

助け合い上手への7つのルール(9ページ)
地震や風水害など、災害が日常的に襲ってきています。そのとき、防災用品をそろえるだけでなく、助け上手、助けられ上手の腕を磨いておくことも欠かせません。そのために本書では、助け合い上手になるための7つのルールをご紹介しています。普段から助け手を確保しておくための「わたしの自助プラン」も併せてご活用ください。

助けられ上手さんがリード役で−住民流・助け合いのまちづくり
住民流助け合いの要点をまとめた一枚のシートです。

「思いやり」から「助けられ上手」へ(40ページ)
助け合いが広がらないのは、日本人に善意がないからではなく、困った時に「助けて」と言える人がほとんどいないことが原因なのです。本書では、助け合い推進運動のテーマを「思いやり」から「助けられ上手」の啓発に大転換することを提案しています。

「思いやり」から「助けられ上手」へ・要約版(4ページ)
”「思いやり」から「助けられ上手」へ”の本編を4ページに要約した資料です。講座等での配布用にご利用ください。

助け合いとは迷惑かけ合いだった(27ページ)
日本人が「助けて!」と言えないのは、相手に迷惑をかけることになるからです。人に迷惑をかけないのが日本人の精神文化の柱なのです。このことに重点を置いて、「おつき合い革命」を全面改訂しました。

高齢化進行地区の生き残りをかけて−要援護者と世話焼きさんが手を握った(59ページ)
超高齢化地区で何が起きているのか。要援護者と世話焼きさんのペアによるサバイバル戦略の実態が明らかになってきました。

ご近所パワーで助け合い起こし(40ページ)
地域福祉はご近所での住民の自主的な助け合いから始まります。これがしっかり実践されていれば、これを基にした地域福祉の構築は容易になります。本資料は、ご近所での助け合いはどのように起こしていったらいいのかを平易に説いたもので、講座等で配布していただくといいでしょう。

ご近所さんの助け合い百科(71ページ)
本研究所では、ご近所毎に住民はどのように助け合っているかを、支え合いマップで調べています。そこで見えてきた住民の興味深いふれあいや助け合いの実態、63事例を紹介してあります。今後も、全国各地の事例を逐一加えていく予定です。

助け合い上手テスト(10ページ)
助けられ上手や備え上手、一人暮らし上手、2人暮らし上手、おつき合い上手などの上手度を測るための冊子です。

助け合い上手テスト(解説版)(23ページ)
「助け合い上手テスト」の解説版。住民の助け合い関連のセミナーでご活用ください。

助け合いを考える60のヒント(27ページ)
「助け合い」を考えるときのヒントをまとめた冊子を作成しました。助け合いとは何なのか、なぜ助け合いは難しいのか、どうしたら助け合いができるのかなどに考えをめぐらしたり、議論する場合に、参考になりそうな事実や考え方などを60項目、並べました。

(5)福祉活動のあり方

「ついで」ボランティア(22ページ)
英国の福祉機関の調査によると、日本は世界一やさしくない国らしい。どうしたらこの汚名を返上できるのか。そこで、ボランティアのあり方を変えることを提案しています。これまでの余暇ボラから、生活の中でついでに取り組む型に変えるのです。これで生活も豊かになる。

もう一歩踏み込んだ見守り活動にチャレンジ(2ページ)
全国で見守り活動が盛んです。そこで、ただ見守るだけでなく、そこからもう一歩踏み出した活動にもチャレンジしてみたらどうか。10のテーマを提示しました。


地区社協は何をすべきか(19ページ)
最近、地区社協を充実させようという動きが広まっています。しかし、その役割がはっきりしません。そこで、住民流の観点から地区社協のあり方を考えてみました。

町民総参加の町内福祉活動(14ページ)
これまで町内会は、町内会全般の福祉を推進することとなっていましたが、住民流の観点からは、町内は複数のご近所の集合体だという考え方です。したがって、福祉はそれぞれのご近所で自主的に進めるもので、町内会はそのバックアップ役に徹すればいいということなのです。その発想をまとめました。

あなたの福祉参加度を測る新しい「物差し」(68ページ)
福祉関係者がめざしているのは、住民総参加のまちづくり。その決定版ができました。
本編と別冊の計13冊。あくまで住民流の福祉参加です。当事者が「助けて!」と言うのも、お隣さんにおすそ分けするのも福祉参加です。

〜別冊〜

家庭ができること(11ページ)

サロンができること(18ページ)

老人クラブができること(15ページ)

趣味グループができること(19ページ)

住民活動の仕掛け方(21ページ)

公共機関ができること(47ページ)

児童生徒ができること(40ページ)

助け合えるグループづくり(13ページ)

町内会ができること(28ページ)

企業ができること(28ページ)

企業ができること<業種別事例編>(29ページ)

「助け合い」とは何か?(26ページ)


見守りの要領(14ページ)
福祉は本来、担い手と受け手の共同作業。見守りは担い手が考えるものだと思われていますが、重要なのはまず、当事者自身が自分の身の安全を守る努力をすることです。担い手と当事者の両者が一堂に会して、効果的な見守り・見守られのあり方、両者の協力の仕方を考えましょう。

住民流見守り術(51ページ)
後を絶たない孤独死。その孤独死を防ぐために必要な、きめの細かい見守りの方法や、住民の流儀などについて簡単にまとめました。

ベンツに乗ったネタキリロージン(28ページ)
要援護者にどの程度のレベルのサービスを提供すべきかということで、通常なら「普通に近く」なのでしょうが、ここで主張しているのは、「普通」どころか「普通よりはるかに高いレベル」の福祉を提供せよということです。そんな福祉が実現したとき、どんなことが起きるのか−。

障害は才能だった(27ページ)
「障害」とは「生活していくうえでのハンディになるもの」だろう。しかし障害の何もかもがハンディになるのではなく、障害の特性を分析してみると、才能・能力として生かせる部分が混じっているのです。福祉の本体は「能力開発」にあった!

「ボランティア」から「ソーシャル」へ(27ページ)
今は住民の福祉参加は「ボランティア」で代表されていますが、これでは活動の範囲や該当する人材が狭すぎて、強力な共助を育てる力にはなれません。活動の概念を広げて、当事者が担い手を発掘して活用するのも活動とみなすべきです。それだけでなく、悪いことをしないとか、生活の接点で気になる人に関わるといった、些細なことも「活動」と認知して、それをきちんとやってもらい、評価すること。住民のあらゆる「社会的な営み」を包含した概念が「ソーシャル」です。

老人クラブのためのお楽しみ手帖(28ページ)
要援護になってもお楽しみを続けられる老人クラブにしよう、という目的で作成しました。要介護になって活動をやめようという人をどうやって引き留めるか、そこから発展して要援護の仲間をどうやって支えるか、メンバー以外の人もどうやって支えるか、などを個別ケースごとに記入できるようになっています。埼玉県老人クラブ連合会の協力で、複数のグループと支え合いマップを作ってヒントをいただきました。

住民流民生委員活動の手引き(36ページ)
100周年を迎えた民生委員制度。欠員が増える一方で、負担をどう軽減するかが課題となっています。本冊子では、思い切って住民を主役にし、民生委員は、サッカーで言えば「ミッドフィルダー」の位置に下がることを提案しています。今までよりももっと高度な司令塔になってもらおうというものです。

<民生委員の訪問活動のお供に>豊かさダイヤグラムを使った要援護者への関わり方(31ページ)
本冊子は、民生委員の訪問活動の際に活用していただければと思い、作成しました。ただ要援護者の安全を守るだけでなく、その人なりに豊かに生きられることを目指した「豊かさダイヤグラム」の使い方が柱になっています。民生委員に限らず、ケアマネジャーなどその他の活動者の方々もご活用いただけます。

シニア男性の地域デビュー入門(30ページ)
2025年に団塊世代が75才になるこの時期、彼らを含めたシニア男性たちの社会参加をどう実現するかが、大きな関心事になっています。本研究所では、既刊の「地域デビュー入門」を全面改訂しました。

貢献から共生へ−企業と地域の新しい関係づくり(60ページ)
地域の構成員の一人としての企業に求められる社会性をどのように無理なく実行に移すか、その秘訣を提示した冊子です。企業の「活動」によって地域社会が利益を得る。と同時に、企業もまた何らかの利益を得る。「もちつもたれつ」という言葉を、本書では何度も使っています。まさに「共生」活動なのです。

わが社にピッタリの活動さがし(90ページ)
良くも悪くも今は企業社会。無限の資源力を持った企業を生かさないことには、福祉社会は到来しません。では企業の資源力をどのように引き出したらいいのか−その具体的なノウハウをご紹介します。

「粋な計らい−公務員の本業ボランティア」(48ページ)
公務員(公共機関)ができる社会貢献活動のあり方を、本研究所独特の角度から取り上げた冊子です。

認知症サポーター10の役割(38ページ)
認知症の人を支えるとは、具体的にはどのようにすればいいのかをまとめた冊子です。サポーターに限らず、要するに認知症福祉のあるべき姿を示したものと考えてください。


(6)マップづくり関係

支え合いマップづくり聴取問答集(47ページ)

支え合いマップ作りの真髄は聴取にあります。どういう場面でどういうことを聞くのか、そのエキスがこの事例の中に入っています。「支え合いMAP作成マニュアル」(木原孝久・筒井書房)からの抜粋です。聴取の進め方について研修のお問い合わせをいただきますので、おすすめの資料としてご紹介させていただきます。

世話焼きさんと一緒に支え合いマップづくり(23ページ)
たった1人でも、見つけた世話焼きさんと、その人の活動範囲のマップを作ってしまおう。何も地域全域をカバーする必要はない。これなら収穫はバッチリだ。

支え合いマップで住民の思いを読む(22ページ)
マップに現われた事実をもとに、住民は本当は何を望んでいるのかを「読む」。デイサービス利用者が多いけど、彼らは本当は何をしたいのか。

マップにこだわるか、マップを離れるか(12ページ)
マップ作りで気になる一人暮らしの人を発見した後、そこからどうするか。「それなら、見守り隊をつくろう」と言うのがマップ離れ派。「この人をだれが見守っているのか?」と、まだマップを見続けるのがマップこだわり派。あなたはどっち?

当事者の助け合いマップ(22ページ)
冊子「私の自助マップ」を使って1人の当事者の自助マップを作っても、その人1人の解決行動だけでは十分な解決策が出てこない場合もあるでしょう。そういう時は、同じご近所内の当事者同士で集まって話し合ってもらうことで、1人の努力では見つからなかった解決策を一緒に探すという方法もあります。小さなご近所では、一人暮らし高齢者などはかなり助け合っているし、中には助けられ上手な人もいるから、そこに解決のヒントがあるはず。これはそのための、「私の自助マップ」の補完策としての自助マップです。

マップ多様化の時代。あなた流のマップは?(6ページ)
本研究所では、既にご紹介しているように、支え合いマップに加え、新たに「自助マップ」づくりを提唱することにしました。また、十数年にわたって支え合いマップ作りを推進してきた北海民生委員児童委員連盟では、段階を追って本格的なマップ作りに発展させていく段階方式を開発して取り組んでいるし、北海道富良野市では、民生委員数名で班を形成してマップを共有するという独自の方法で成功している。マップ作りの多様化の時代が来たのかもしれません。
同じ「支え合いマップ」と言っても、本研究所のものとは異なるマップの場合も少なくありませんが、何のためにそのようにマップを作るのか、目的と理由がはっきりしていれば、それぞれがわたくし流のマップを作るのも1つのあり方です。このあり方に効果があるのは、自分のグループ、特定の団体に限って通用するマップの場合でしょう。


支え合いマップ取り組み課題集【上級編】(98ページ)

本研究所ではこれまで同様の冊子を発行してきましたが、社会状況や福祉の状況の変化に伴い、最新の状況に対応した新しい取り組み課題を提案することにしました。

自助マップ入門〜当事者と地図を囲む6つの方法(44ページ)
自助マップの入門書・改訂版です。この中に「当事者と地図を囲む6つの方法」が載っていますが、そのいずれかにチャレンジしてみませんか? アドバイスや協力をいたしますので、ご希望がありましたら当研究所までご連絡下さい。

コロナ禍でも3密にならないマップづくり(15ページ)
3密にならないマップ作りの1つとして、特定の住民1人と対面聴取する方法をまとめました。相手は世話焼きさんか、要援護者です。

「気になる人」の見つけ方と問題の解き方(30ページ)
支え合いマップ作りに不可欠な「気になる人」探しのコツをまとめました。マップ作りでよく浮かび上がる「気になる人」を取り上げ、その人が抱える問題と、解決法の案を提示してあります。

支え合いマップで民生委員主導のご近所福祉(37ページ)
福祉活動からご近所福祉の支援役へ、民生委員の役割が変わりつつあります。町内会や社会福祉協議会等と一緒に、支え合いマップを活用して小地域福祉を進めることで、民生委員の負担軽減が図られます。マップ作りは難しいという方のために、北海道民生委員児童委員連盟と協働で、難易度によって六段階に分け、どの段階から始めてもいいような方式を開発しました。

あなたの福祉観を問う24のマップ(52ページ)
マップ作りは、作る人の福祉観が大きく影響しています。自分の福祉観がぐらついていると期待したような取り組み課題が出てきません。そこで、マップを作る前に自分の福祉観を確認していただくために、この教材を開発しました。24のマップが提示されてありますので、それぞれについて自分はどう考えるかを発表していただくのです。

かんたんマップ(27ページ)
支え合いマップ作りは難しい、面倒、という方のために考案。気になる人を住宅地図に載せ、その人と地域との関わり合いを、時間をかけて探し、見つかったら記入。その作業の中から、取り組み課題が見つかります。対象も一人暮らし高齢者、高齢者のみの世帯等に絞り込みました。

支え合いマップでご近所福祉(1ページ)
支え合いマップはご近所福祉と密接な関係があります。そこで、両者を結びつけたマップの早わかり(一枚シート)を作りました。

支え合いマップづくり入門(30ページ)
マップ作りから、抽出した課題を実践するまでを分かりやすく解説しています。「ご近所での、ご近所さんによる、ご近所さんのための、支え合いマップ」。この主旨はこれまでと変わっていませんが、最近の改訂ではこれを前面に打ち出してあるのが最大の特徴です。

世話焼きさんと一緒に マップ作りもご近所福祉も(56ページ)
支え合いマップ作りで一番難しいのは、マップ作りで出てきた課題に実際に取り組むことですが、最近、世話焼きさんが集まってマップ作りを行えば、容易に活動につながることが分かりました。マップ作りの1つの選択肢として、ぜひ検討してみてください。

マップづくりの悩み解決法(45ページ)
マップ作りからご近所福祉までの過程で直面しやすい課題を取り上げ、悩みの解決法を提示しました。基本的には、すでにマップ作りに取り組んでいる現場の人向けの、フォローアップ研修用教材として作成したものです。

パネル用マップ集(魔法の虫眼鏡)(24ページ)
マップセミナーの会場で展示する、パネル用のマップを作成しました。ご利用いただく際には、A2かA1に拡大して、会場に展示してください。今後もマップを追加していきますので、「このテーマのマップを作ってほしい」というご要望があれば本研究所までご連絡ください。

支え合いマップ 聴取の技法(57ページ)
支え合いマップインストラクター研修用テキストを、聴取の技法に絞ってまとめました。

支え合いマップとご近所福祉(2ページ)
住民の皆さんと一緒に支え合いマップをつくるとき、助け合い社会作りの必要性やその方法などについて、じっくり説明すれば、スムーズにマップづくりに入れるのですが、それが叶わぬ時に、次善の策として、少しばかり時間を取って即席の説明会を開催することがあり、これはその時の説明資料です。配布資料ではなく、主催者が住民の皆さんに説明するためのものです。セミナーの主目的がマップづくりやご近所福祉ではないけれど、一応この両者についての簡単な説明をしておきたい、という場合にもお使いいただけます。

支え合いマップ早わかり(1ページ)
講義資料の一つとして作成したもので、一枚に簡潔にマップづくりの要点がまとめられています。これ以上は短くならないという限界まで内容を絞ったものです。したがって、講師による若干の解説が必要です。マップづくり入門講座の時に、主催者が参加者に配布してください。

支え合いマップ聴取項目集(60ページ)
マップづくりでどんなことを聴取したらいいのか、テーマ別に網羅されています。これをきちんと読んだうえで聴取に臨めば、大事なことを聴き逃すことはないでしょう。聴取項目と、特に重要なポイントは何かも示してあります。

支え合いマップ聴取項目集(ワークシート付)(32ページ)
これまでの「聴取項目集」は、(インストラクター向け)講義用のものでしたが、本冊子は実際に聴取者が聴取するときに使用するためのもので、聴取しながらワークシートに記入できるようになっています。

支え合いマップ聴取問答集(47ページ)
実際に本研究所の所長が聴取した時の問答そのものを紹介してあります。聴取の技術が最も難しいと言われていますが、これでヒントは得られるはずです。聴取というものがどんなものであるかが、これでわかるでしょう。聴取はある意味では真剣勝負なのです。

支え合いマップづくりによる取り組み課題抽出の実際(48ページ)
聴取の中で具体的にどんな取り組み課題を抽出するものか、その事例集です。一回のマップづくりで10個程度の取り組み課題が出てきます。と言っても聴取者の腕次第です。どのようにして10個もの取り組み課題を抽出するのか、実例を見てください。

班ごとマップで班ごと助け合い(12ページ)
災害時避難支援制度が行き詰まっています。支援してほしい人が手を上げないことも理由の一つです。そこで本研究所は、班ごとマップづくりを提唱しました。わずか10数世帯でマップを作れば、要援護者もその支援候補者もすぐにわかるし、班内ではすでにお互いの情報は知られており、いざという時に助け合わねばならないので、プライバシーについて問題になる心配もありません。災害時のみならず,普段の助け合いのための情報も併せて得ることができます。班ごと助け合いをすすめようというわけです。

支え合いマップクイズ(31ページ)
「ご近所さんの助け合い百科」を生かし、マップ関連の研修用に使う「マップクイズ」を作成しました。「百科」に紹介してある63のマップ事例から30を選び、それらをクイズに仕立てたものです。少し難しいので、グループで考えながら回答してもらったり、第一のヒント、第二のヒントと、幾段階かのヒントを提示しながら、最終的には正解に至るという方法がいいのではと思います。

マップ学習用寸劇シナリオ(17ページ)
支え合いマップをやさしく学べる寸劇シナリオで、住民向けのセミナー等でご使用いただけます。マップづくりの目的は、取り組み課題の抽出です。この台本を使い、どのように課題を抽出するかををまとめてあります。

模擬演習用寸劇シナリオ(4ページ)
これまでの演習課題よりも簡単に取り組める支え合いマップの模擬演習として、「マップ学習用寸劇シナリオ」を演習用に編集しました。これまでの寸劇シナリオから、取り組み課題を提案している部分を抜いてありますので、まず寸劇を実施した後に、参加者がこのご近所の取り組み課題を考えることができます。「マップ学習用寸劇シナリオ」に取り組み課題と解説がまとめてありますので、そちらを解答・解説としてご利用ください。

ご近所力を測る(6ページ)
支え合いマップはご近所ごとに作ります。ご近所の様々な実態を調べ、そのご近所の福祉力を評価することになります。その上で欠けている部分は何かを探して、取り組み課題を抽出するのですが、そのご近所をどう評価したらよいか迷った時のために、評価基準を作成しました。

民生委員のための支え合いマップ入門(27ページ)
住民を主役にして、民生委員はミッドフィルダー(司令塔)の役目を担ってもらうとしたら、ご近所での住民の助け合いの実態を知る必要があります。その格好のツールが支え合いマップです。本研究所ではそのためのマニュアルをたくさん用意していますが、こちらは民生委員向けのマニュアルになります。マップづくりで民生委員が陥りやすい問題を集中的に取り上げました。

(7)その他

住民流福祉教育入門(31ページ)
子ども家庭庁が発足しました。この機会に、改めて「住民流福祉教育入門」をご一読いただければと思います。「人を大事にできる子」を育てるには、まずは「自分を大事にできる子」から。

高校・大学生のための考える福祉(66ページ)
高校・大学生向けの福祉教育読本をつくりました。一般に福祉教育と言えば小中学生向けですが、卒業したらすぐに福祉の世界に入ってしまう学生たちに、技術論ではなく、福祉の原論に触れていただきたいと考えました。

人を寄付好きにする法(34ページ)
保健福祉関係機関や団体が、活動資金を得るために実施している募金に関する方法を説いた冊子です。一口に募金といっても、大きくは赤い羽根の共同募金もあるし、一家庭でわが子の手術費用を得るための募金活動まで、多岐にわたっています。それでも、より効率的に、より高額の寄付を獲得するための普遍的な方法というものがあり、それを簡潔に紹介しています。

読ませる広報紙づくり(38ページ)

広報紙を「読ませる」ためのテクニックを集中的に、なるべく簡単に重要なポイントが頭に入るようにまとめた冊子です。

information

住民流福祉総合研究所

〒350-0451
埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷1476-1
TEL.049-294-8284
FAX.049-294-8283

メールアドレスkiharas@msh.biglobe.ne.jp



住民流おつき合いのすすめ

@我が家の問題を周りに打ち明けよう
A自分のことを噂話のタネにしてもらおう
B困ったら、「助けて!」と叫ぼう
C助けてもらうため迷惑かけ上手になろう
D人助けをしたければ、詮索の鬼になれ
E「口が堅い」のも、よしあしだ
Fお節介こそが、本当の思いやり
G引きこもりの人を救うためこじ開けよう
Hプライバシー尊重では相手を助けられぬ
I助け合いたいのなら、家をひらき合おう

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